永い年月世代を超えて人々の生活を守ってきた家には風格があります。
既設材料をなるべく存置しながら構造補強して、10年先を見据えて、採光や断熱性、耐震性、バリアフリーなど、冬暖かく夏涼しい明るく快適で環境にも優しい住空間に合わせた現代のライフスタイルにあわせ、間取り、仕上げを一新することをご提案いたします。

新旧材料を融合させたデザインには、重厚さの中に人を包み込む暖かさがあります。再生された家は伝統的な日本の文化を肌で感じながら生活できる独特の価値をもった空間に生まれ変わるのです。便利さばかりの追求ではなく、地球環境への配慮も大切だと思います。自然素材を多用することもそのひとつです。年月を経ると内面からその美しさが滲み出てきて、いずれは土に還っていく安心な自然素材を大切にします。

早く帰りたくなるような家
歴史ある住まいを残していくために、伝統と現代の技術を融合させる。修繕しそのままの形を残すことだけでなく、現代の生活や耐震基準などに適合させていく。
「新しいものを取り入れながらよいものを残してゆく」ことで、より古民家を生かすことが出来るのです。